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News: お知らせ

コラム  2020.05.26

02_ 色即是空のなかで


この度の、緊急事態宣言を伴う新型コロナウイルスでの被害がありました方々には、心よりお悔やみを申し上げます。

共に、これからの世界情勢の復興、安心安全な暮らしの復旧を心より祈念申し上げます。

 

昨日、日本全国においての緊急事態宣言が解除されました。

先ずはひとつ、乗り越えなければならない波を乗り越えた事に、小さくとも希望を見出して、前に進んでゆければと思います。

 

まだ冬の最中だった2月頃から新型コロナウイルスの危険視が始まり、ようやく少し落ち着きを取り戻したかと想うと、季節は流れ、夏も間近となりました。

当苑も、越冬を迎え、徐々に作物の春植えが進んで参りました。

苑の中の様子も、日に日に姿形をかえ、これまでとは一掃違う生態系の形なども観ることができます。

作付する整地の前には、草は生やしたままにするのですが、今年の春は主にカラクサナヅナ、イヌガラシ、アメリカフウロ、ホトケノザあたりが地面にわさわさと蔓延りました。

昨年の春は、苑を拓いたばかりで、スギナ、ヨモギ、イヌビユがびっしりと蔓延っていましたが、今年はほんのチョロっとしか姿を見せてくれません。

同じ場所、同じ時期なのですが、1年でまったく様子が変わってしまいました。

おそらく土中や空中の生態系が変化したのだと思います。

当苑では除草はしますが、殺虫剤や除草剤は一切使わないので、草の種などは土中に還ったままになっています。

なので普通に考えれば、同じ場所で同じ時期になれば、同じ様な草が生えてきてもおかしくない様に感じるのですが、どうやらそうでは無いようです。

もしかすると、植物や微生物の中で言葉のやり取りがあり、「今はこういう状態だから、この草とこの草をメインにして、この微生物たちを増やして行こうぜ」という様な意思の元、そうなっているのかも知れません。

本当の所は、何故そうなっているのか知る由もありませんが、少なくとも我々の小さな農苑の中でさえも、その時その時で様相を変え、新しい生態系での生き方をつくり続けています。

何かしらの目に見えない摂理の中で。

 

人間社会の中でも、新型コロナウイルスがもたらした世界情勢の変化は、安易に想像できるものではありません。

これからどの様な情勢に変わっていくのか、またどの様な時代となっていくのか、めまぐるしい変化と向き合う機会が多くなるのは間違い無いと思います。

いい事もあるだろうし、悪い事もたくさんあるだろうと思います。

私たちも、寛大に変化を受け入れ、新しい価値観を見出していきたいと思います。

強く、穏やかに、新しい時代での生き方をつくれますように。